こんにちは、うだたつやです。
タイトルは、Webの記事の中で一番大事なポイントです。 どれだけ良い記事を書いても、タイトルで読者の心を掴まないと、本文まで読まれません。
でも、具体的にどうやってタイトルを付けたらいいのかわかりませんよね。そもそも、付けたタイトルがクリックされるかどうかは、試してみなければ分からないと思うかもしれません。僕も、昔はそう思っていました。
しかし、読者に読みたい!と思わせるタイトルの付け方には、コツがあります。そのコツさえ守れば、誰でも読者の心をつかんで、読者のタイトルをクリックさせることができます。
そこで、今回は、読者に「読みたい!」と思わせるタイトルの付け方のコツを紹介します。
なぜ、記事のタイトルが重要なのか?
記事のタイトルが重要な理由は、「タイトルで大勢の読者に読んでもらえるかどうかが決まるから」です。
より詳しく解説します。
- 内容が微妙でも、タイトルが魅力的なら読んでもらえる
- 記事のクリック率がSEOでも重要
(1)内容が微妙でも、タイトルが魅力的なら読んでもらえる
タイトルが魅力的だと、記事の内容が少し微妙だったとしても、大勢の読者に読んでもらえます。
想像してみて下さい。
例えば、「A:内容は微妙だけど、タイトルが魅力的な本」と、「B:内容は素晴らしいけど、タイトルが微妙な本」が書店に並んでいたとします。
あなたはどちらの本を読みますか?
大勢の読者に手にとってもらえるのは、Aの「内容は微妙だけど、タイトルが魅力的な本」です。
もちろん、内容は適当でも良いということではありません。良いコンテンツを作ることの方がはるかに本質的です。
しかし、内容が素晴らしかったとしても、タイトルがつまらなさそうでは、誰にも読んでもらえないのが現実です。あなたが書いた記事を大勢の読者に広めるためにも、タイトルにこだわりましょう。
頭に残る素晴らしいタイトルを付ければ、その記事を読んだ読者が、期間を空けてからタイトルを検索してページを見つけてくれるかも!
(2)記事のクリック率がSEOでも重要
記事のタイトルが魅力的だと、記事のクリック率(CTR)が上がります。
おそらくGoogleは、記事のクリック率を検索順位のランキングの指標として重視しています。 公式にはそうと発表されてませんが、僕のこれまでの経験上、クリック率が高い記事は検索順位も高いです。
クリック率が高いということは、読者に求められている証でもあります。
つまり、魅力的なタイトルをつければ、クリックされやすくなるだけでなく、検索の順位も上位になり、読者の目に触れる回数が増えます。
以上が、「読みたい!」と思わせるタイトルをつけることが超重要な理由です。
読みたい!と思わせる、記事タイトルの書き方|7つの原則
それでは、 具体的にどのように記事のタイトルをつければ、読者に読みたい!と思わせられるのでしょうか?
これまで数百本以上の記事を書き、様々なタイトルの型を試してきた僕の経験を基に、 魅力的な記事タイトルを書くための「7つの原則」を以下にまとめました。
- 「メリット」を伝える
- 「30文字前後」にする
- 「具体的」にする
- 「数字」を加える
- 「競合ページ」よりも目立たせる
- 「疑問系」を使う
- 「魅力的なキーワード」を使う
(1)「メリット」を伝える
その記事を読むメリットが伝わるタイトルをつけると、クリックされやすいです。
読者は忙しいです。関連するサイトは無限にあり、どのページを見ようか悩んでる暇がありません。
そこで、記事を読むとどんな得があるのかを伝えると読者の心をつかめます。
例えば、この記事のタイトルは、『 「読みたい!」と思わせる、記事タイトルの書き方 』です。
このタイトルを目にしたら、 「この記事を読めば、もっと大勢の読者に記事をクリックしてもらえるタイトルの書き方が分かるかも。」と、スクロールの手を止めて、記事を読んでみたくなります。
読者の得になるポイント をタイトルに含めると、読んでみたいと思わせられます。
(2)「30文字前後」の文字数にする
タイトルは、30文字前後にしましょう。
タイトルは短すぎても目立ちませんし、32文字を超えても検索結果では省略されてしまいます。 文字数は30文字前後で、簡潔にメリットを伝えられるタイトルを考えましょう。
なお、タイトルには、検索キーワードを加えることも重要です。キーワードが入っていると、検索で上位に表示されやすくなります。
検索キーワードで10文字程度を使用しますので、残りの20文字程度でその記事の魅力を最大限に伝えましょう。
(3)「具体的」にする
タイトルは、具体的で想像をかき立てるような表現にした方が興味をそそられます。
例えば、『 Webライティングで稼ぐ方法 』よりも、『 スキル・経験なしの初心者がWebライティングで20万円稼いだ方法 』のようなタイトルの方が、クリックされやすいです。
読者像を明確にしたり、個人的なエピソードを盛り込んでタイトルを具体的にしましょう。
(4)「数字」を加える
先ほどの、具体的にすることとも近いですが、 タイトルに数字を加えると、より注意を引くことができます。
例えば、『 魅力的な文章を書く方法 』よりも「 魅力的な文章を書く3つのステップ 』というタイトルの方が、より洗練された記事のように感じられます。
以下のように、数字を入れるだけでタイトルは魅力的になります。
- クリック率2.3倍を叩き出す、ディスプレイ広告の作り方
- 【10分で分かる】確定申告のやり方
- 38人に聞いた、クリスマスにおすすめのプレゼント
(5)「競合ページ」よりも目立たせる
タイトルを考えるときは、競合ページのタイトルも調べましょう。
調べ方は簡単。狙いたい検索キーワードでGoogle検索すればOKです。読者はその検索結果の中からあなたの記事を選びます。
他の記事に埋もれないように、競合と同じような言葉を避けたり、他の記事が伝えていないメリットをタイトルに含めてみましょう。
例えば、『 【2021年最新版】おすすめの冷蔵庫10選 』のように、タイトルの先頭に【】を付けて目立たせることも、競合よりも目を引かせて、クリック率を上げることに繋がります。
(6)「疑問系」を使う
タイトルに疑問形を含めると、その答えを知りたいという気持ちにさせられます。
- どうやって、〇〇は〇〇したのか?
- なぜ、〇〇は〇〇なのか?
- 〇〇が〇〇な理由
例えば、「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」というタイトルの本は、20万部を超えるベストセラーになりました。タイトルを読むだけで、中身が気になりますよね。
特に、論理的な説明が必要な記事には、タイトルに疑問系を使うと、クリックせずにはいられないタイトルになります。
(7)「魅力的なキーワード」を使う
人の本能に訴えかけるキーワードを使うと、クリックされやすいです。
以下のキーワードは、昔から広告などでも使用され、効果があると証明されているキーワードです。
- 最新
- 無料
- 今すぐ
- 簡単
- 初回限定
- 〇〇した結果
魅力的なタイトルが思いつかない時は、これらのキーワードを含めて、タイトルを作ると良いですよ。
避けるべき記事タイトルの付け方
- わかりにくいタイトルを付けない
- 嘘は書かない
(1)わかりにくいタイトルを付けない
詩的でわかりにくいタイトルをつけても、忙しい読者にはクリックされにくいです。
例えば、生命保険を紹介する記事なら、『 将来に震えながら過ごすのはやめませんか? 』という、記事の内容がわかりにくいタイトルよりも、『 おすすめの生命保険を比較・見積もり 』という 一 目見るだけで、シンプルで記事の内容がイメージできるタイトルの方がクリックされやすいです。
気の利いた言葉が思いつかなかったとしても、遠回しでわかりにくいタイトルをつけるより、明快で記事の内容を端的に表したタイトルをつけましょう。
(2)嘘は書かない
タイトルに嘘を書いたり、話を誇張しすぎるのはやめましょう。
タイトルと記事の内容が違うと、読者は離れていってしまいますし、そのような記事はGoogleからペナルティーを受ける可能性もあります。炎上の可能性や、企業のブランドイメージを傷つける原因にもなりますので、タイトルに嘘を使うのはやめましょう。
読者の期待を高めるタイトルをつけたなら、その期待を上回るような素晴らしいコンテンツを作ることが大切です。
記事タイトルはA/Bテストして検証しよう
ライティングのプロであっても、 最初から良いタイトルが作れるわけではありません。 狙うキーワードやタイトルによって、クリック率は大きく変わってしまうからです。
まずは、上記の原則を参考にしながら最初のタイトルを作ったら、 継続的にA/Bテストを行い、さらにクリック率の高いタイトルを付けられないか考えましょう。
タイトルのA/Bテストのやり方
具体手には、どのようにA/Bテストを行えばよいのでしょうか?
1番簡単なのは、期間を区切ってCTRを検証することです。例えば、3月はタイトルAを試し、4月はタイトルBを試し、CTRが高い方のタイトルに入れ替えます。
なお、 タイトルの変更は、すぐには検索結果に反映されないため、検索結果の表示の変化をよくみながら、計測期間を設定する必要があります。
まとめ:記事タイトルの書き方
今回は、Webライティングで一番大切な記事タイトルの書き方を解説しました。
記事のタイトルは、以下の7つの原則を意識すると、クリックされやすいです。
- 「メリット」を伝える
- 「30文字前後」にする
- 「具体的」にする
- 「数字」を加える
- 「競合ページ」よりも目立たせる
- 「疑問系」を使う
- 「魅力的なキーワード」を使う
まずは、過去に書いた記事のタイトルをさらに魅力的にできないか、考えてみてはどうですか? タイトルの変更は即効性が高く、既存の記事のPVを大きくUPさせられる施策です。
ぜひ、良いタイトルをつけてたくさんの読者の心をつかんで下さい。
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