こんにちは、うだたつやです。
という方に向けて、クラウドワークスやランサーズでの プロフィールの書き方 を解説します!
Webライターを始めたばかりの頃は、実績が少なくて、あまり魅力的プロフィールを書けませんよね。大学生の頃にライターを始めた私もそうでした。
「 自分にスキルなんてないし、大した実績もないし、プロフィールになんて書いたら良いのかわからない…。 」
でも、実は、良いプロフィールを書くのに実績はそんなに要らなかったのです。 プロフィールの表現をちょっと工夫するだけで、提案がスルスルと通るようになりました。
ほんのちょっと、プロフィールの文を工夫するだけでOKなのです。
今回は、 Webライターさん向けに、仕事が取れるプロフィールの書き方を解説します。
ライターのプロフィールを書く前に
具体的なプロフィールを書くコツを紹介する前に、まず押さえておくべきポイントを紹介します。
大事なことを話します。 どんなに良いプロフィールを書いても、ある些細なことが原因で、あなたのプロフィールは読まれないかもしれません。
その原因とは、以下の通り。
- 表示名がヘンテコなニックネームにしている
- プロフィール写真にアニメキャラクターの画像を使っている
- サイトの本人確認をしていない
残念ながら、このような方はプロフィールを読まれる前に、不採用のラベルが貼られます。
そうならないために、一つずつ対応策を解説します。
名前にニックネームを使わない
名前に ニックネームを使うのは避けましょう。 ニックネームは信用してもらいにくいです。
例えば、以下の2人のライターがいたとして、どちらに仕事を依頼したいと思いますか?
- Webライターの「よっしー」
- Webライターの「吉田 康二」
どうでしょうか。大半の人は、後者の「 吉田 康二 」さんに記事を依頼したいと思いますよね。
名前がヘンテコなニックネームだと、「この人は、仕事を真面目にやってくれるのかな?」と疑問に感じる方もいます。 名前は、できるだけ本名にしましょう。
本名がバレたくない方は、ニックネームを避けて、仮名を使うと良いですね。
写真にイラストやアニメの画像を使わない
プロフィール写真に、 イラストやアニメの画像は使わないようにしましょう。
ランサーズやクラウドワークスでは、知らない相手同士が仕事をします。 相手が信用できるかどうかは、写真とプロフィールからしか分かりません。
プロフィール写真には、 あなたの顔写真を使った方が、信頼を得やすいです。実際に、僕もプロフィールに顔写真を使うようにしてから、提案がどんどん通るようになりました。
顔を公開したくない方は、 友人に撮ってもらった、横や後アングルの写真を使いましょう。
本人確認等の作業は済ませておく
プロフィールをこだわる前に、 本人確認等の作業(機密保持契約、電話番号の認証、住所の登録など)を済ませておきましょう。
クラウドワークスやランサーズでは、 本人確認済みのライターのプロフィールページに目立つマークが付きます。
この辺の作業は少々面倒ですが、 本人確認をしていないライターは執筆途中でばっくれたり、質の悪い低い記事を納品することが多いというイメージを持たれています。
【実績がなくてもOK】初心者ライター向けのプロフィールの書き方
以下では、実績がなくても仕事がもらえるプロフィールの書き方を解説します。
提案が通りやすくなるプロフィールの書き方のコツは以下の3つです。
- コツ1:あなたの得意なジャンルを明確にする
- コツ2:経歴をフル活用する
- コツ3:情報は、多すぎるぐらいでちょうど良い
コツ1:あなたの得意なジャンルを明確にする
あなたが好きなジャンルや、得意なジャンルを明確にしましょう。そして、そのジャンルがどれだけ得意なのか伝わるようなプロフィール文を書きましょう。
重要なポイントは、 あなたがそのジャンルが得意である根拠 を伝えることです。
具体的にはこれらのポイントを参考にして書いてください。
- そのジャンルの経験歴
- そのジャンルの活動内容
- 情報収集しているサイトや雑誌名
- そのジャンルに関する
例えば、ガジェットが好きな方はこんな感じ。
-
いつからガジェット好きになったのか
(友人の影響を受けて、5年前からガジェット収集が趣味です。) -
普段からどんなガジェットを使っているのか
(日頃から、アクションカメラのGoProやお掃除ロボットのルンバを愛用しています。) -
どんなサイトや雑誌を読んでいるのか
(特に、ガジェット系Youtuberの〇〇さんのファンで、毎日動画を見て情報収集しているため、最新のガジェットにも詳しいです。) -
ブログやSNSでガジェットについて発信しているなら、それにも触れる
(ブログでガジェットのニュースなどを取り上げており、月に3,000PVほど。)
単に「〇〇が好きです。」と書くだけでなく、掘り下げて具体的に書くことがポイントです。
コツ2:経歴をフル活用する
実績がない方は、 過去の経歴 をアピールしましょう。例えば、以下のような経歴は積極的に活用してください。
- 大学の専攻
- 過去の職歴
- アルバイトやスポーツ、資格などの努力した経験
これらの経歴を、そのままダラダラと書いてはいけませんよ。
クライアントはあなたの過去には興味がありません。「 あなたは良い記事を書けるのか?」という1点のみがクライアントにとっての大切なポイントです。
ライターとして価値を証明する根拠として、以上の経歴を使いましょう。
例えば以下の通り。
-
大学の専攻
(私は、〇〇大学の法学部を卒業しており、法律や税務、金融系のジャンルが得意です。正しい法律の情報を分かりやすく解説できます。) -
過去の職歴
(私は、過去に3年間ほど家電メーカーで勤務しており、家電に関する知識が豊富です。特に、カメラや掃除機については、専門的な内容まで解説できます。) -
アルバイトやスポーツ、資格などの努力した経験
(私は、英語が得意です。2020年にTOEIC900点を獲得しており、実体験を元に英語の勉強法やおすすめの英会話スクールの紹介等ができます。)
また、過去にWebライターの経験がなくても、 わざわざ初心者であることを書かなくてOKです。
「私は初心者ですが、一生懸命に頑張るのでお仕事をください。」というライターに、依頼したい会社は少ないです。
プロフィール文では、常にクライアントのメリットを意識しましょう。
コツ3:情報は、多すぎるぐらいでちょうど良い
プロフィール文は、長すぎるぐらいで構いません。
たまに、プロフィールが短すぎる人がいますが、かなりもったいないです。 プロフィールにクライアントが知りたい情報が書かれていないと、それだけで候補から外れてしまいます。
ちなみに、自己紹介文の上限の長さは、クラウドワークスもランサーズも1,000文字程度です。
これを読んだ皆さんは、 上限ギリギリまでプロフィールを書きましょう。仕事がもらえないと嘆く前に、プロフィールを最大まで埋めてください。 たくさん情報が書かれていれば、ランサーズやクラウドワークスの検索でひっかりやすくなる効果もあります。
なお、プロフィール文は質にもこだわってくださいね。誤字脱字はもちろんNGです。
しかし、クライアントがあなたのプロフィールのどこに興味を持つかはわかりませんよね。 長く書いておいた方が興味を持ってもらえる可能性は上がります。
プロフィールの具体例
それでは、 以上のポイントを踏まえて、実際にプロフィールを書いてみましょう。
プロフィールの具体歴を紹介しておきます。参考にしてください。
初めまして、Webライターの〇〇と申します。
私は、過去に3年間ほど家電メーカーで勤務しており、「家電」に関する知識が豊富です。
特に、カメラや掃除機については、専門的な内容まで解説できます。
▼得意ジャンル
・ガジェット
・家電
・PC、スマホ系
趣味は、ガジェットの収集で、友人の影響を受けて、5年前からカメラやPCなどを買い集めています。
日頃から、アクションカメラのGoProやお掃除ロボットのルンバを愛用。
特に、ガジェット系Youtuberの〇〇さんのファンで、毎日動画を見て情報収集しているため、最新のガジェットにも詳しいです。
また、私が運営するブログで、ガジェットの使い方や最新ニュースなどを取り上げており、月に3,000PVほどございます。
[ブログのタイトル]
(URLをここに掲載)
▼経歴
・2013年〜2017年
〇〇大学工学部卒業
・2017年〜2020年
大手の家電メーカーで商品開発を担当
「お客様に求められる商品は何か?」と日々、頭を悩ませていました。
・2021年〜現在
2021年にWebライターとして独立。
現在は、家電ライターとして、家電やガジェットに関する記事を執筆しています。
▼スキル
・初心者に分かりやすく説明できる
普段からコンピュータに疎い友人にパソコンやスマートフォンの使い方を解説しており、
初心者に分かりやすく説明するのが得意です。
・WordPress
WordPressの使い方はマスターしております。
・納期を守る
過去に、納期を破ったことは一度もありません。
期日通りに品質の高い記事を仕上げます。
▼執筆について
毎週2,3本以上の執筆が可能です。
読者に満足してもらえるよう、高品質な記事を執筆しますので、お気軽にご相談ください。
【高単価なライターになれる】プロフィールの書き方
初心者を抜け出し、ライターとしての実績がついてきたら、プロフィールをさらに磨きましょう。
文字単価が高いライターは、皆プロフィールが洗練されています。
具体的には以下のポイントを意識しましょう。
- コツ1:あなたに依頼するべき理由を明確に書く
- コツ2:あなただけのユニークな価値を表現する
- コツ3:あなたの文字単価を明記する
コツ1:あなたに依頼するべき理由を明確に書く
単価を上げるためには、 クライアントがあなたを選ぶべき理由 を明確にしましょう。
単なる得意ジャンルや、過去の経歴を紹介するだけでは、あなたを選ぶべき理由にはなりません。
クライアントが発注したいライターの特徴は以下の通り。
- そのジャンルについて専門知識がある
- 検索順位で上位を取れるSEOのスキルがある
- 読者のニーズを理解して、成約に繋がる記事が書ける
要は、クライアントが気になっているのは、 あなたに発注すれば会社が儲かるかどうか です。
企業は、 会社の利益に貢献してくれるライターを探しています。
「御社の利益に貢献できますよ」というアピールができれば、クライアントに選んでもらえるようになります。
コツ2:あなただけのユニークな価値を表現する
ライティングの文字単価を上げるには、 他のライターには無い、あなただけのユニークな価値を提供する必要があります。
そのため、 プロフィール文では、あなた特有のスキルや専門性を表現しましょう。
- 専門的な経歴を持っており、本名表示&顔出しで筆者情報を公開できる
- オリジナルの写真を撮影できる
- SEOのスキルに自信があり、検索結果の1ページ目に表示させられる
例えば、SEOのスキルに圧倒的な自信があるのであれば、 検索の1ページ目にランクインしない場合に費用を返金 したり、 PVが一定の数値を達成しなかったら返金したりする など、結果の約束をするのも一つの価値です。
このような、リスクを伴う保証は、真似する人がほとんどいないため、ユニークな価値になりやすいです。
あなただけの価値を作れると、企業からライティングの依頼が殺到するようになりますよ。
コツ3:あなたの文字単価を明記する
3つめ目は、 あなたの文字単価を明記することです。
文字単価の低い案件ばかり受けていてもスキルアップできませんし、低い単価の案件は実績として評価してもらいにくいです。
そこで、 文字単価の低い案件は受けないことをプロフィールに明記しておくと良いです。
例えば、「 文字単価2円以上からお承ります。 」のように書き、文字単価の下限を設定してみましょう。
単価の交渉の余地をなくし、依頼がスムーズに進みますし、あなたの専門性を必要とするメディアだけが執筆を依頼してくるようになります。
単価の低い案件を断ると、一時的には収入が下がるかもしれません。でも、単価の高い案件に集中する方が長期的に考えると収入は伸びていきますよ。
以上、参考にしてみてください。
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