こんにちは、うだたつやです。
記事の品質を上げるためには、定期的にリライトを行うことが大切です。新規で記事を書くよりも、リライトを行う方が、早く順位を改善してPVを増やせることが多いです。
でも、リライトという言葉は曖昧で、何をやったらいいのかわかりにくいですよね。
そこで今回は、これまでに数百本以上の記事をリライトしてきた僕が、リライトの具体的なやり方を解説します。
リライトとは?
そもそもリライトとは、なんでしょうか?
リライトとは、すでに公開されている記事を修正して、より品質の高いコンテンツに仕上げる作業のことです。
具体的な作業内容
- 誤字脱字を直す
- リンク切れを直す
- 文章をわかりやすくする
- 関連する記事のリンクを追加する
- 古くなった情報を更新する
- 読者のニーズに沿って文章を改善する
リライトを行う目的は、記事の品質を上げること
リライトを行う1番の目的は、記事の品質を上げることです。
記事の品質を上げるために、以下の2点を意識してリライトを行うことが大切です。
- 読者のニーズを考え記事を改善する
- 掲載している情報を更新する
読者のニーズを考え記事を改善する
どれだけ経験豊富なライターでも、時には読者の役に立たない質の低い記事を書いてしまうことがあります。初心者のライターなら、なおさら、初めから質の高い記事を書くのは難しいでしょう。
記事の質の低さは、数値となって、PV数に反映されます。
そこで、記事を書いてしばらく経ってから、読者のニーズを考え直して、読者が求めているコンテンツになるように改善しましょう。
しばらく時間を置くことで、客観的な目線で、記事の改善点を見つけられるようになります。
掲載している情報を更新する
食べ物に鮮度があるように、情報にも鮮度があります。
公開してから時間が経つと、掲載している情報が古くなり、記事の品質は下がってしまいます。
例えば、2016年におすすめのパソコンを紹介する記事を書いたとしましょう。
2016年と2021年では、求められる記事内容は、全く別物になっているはずです。新製品が発売されたり、ユーザのニーズが変化したり、パソコンよりもタブレットが普及したり。
時代の変化に合わせて、求められる情報も変わっていきます。そこで、古くなってしまった情報を更新する作業が必要です。
リライトで記事の品質を上げるコツ
今までの話をまとめます。
- リライトを行う目的は、記事の品質を上げること
-
そのためには、
①読者のニーズと
②情報の鮮度を意識することが大切
とはいえ、読者のニーズや情報の鮮度を意識してリライトするのは簡単ではありません。
そこで、リライトを行う時は、以下のポイントを意識してみてください。
▼リライトで記事の品質を上げるコツ
- 音読して読み直す
- 読み上げ機能を使う
- 知人に読んでもらう
- 関連キーワードや競合ページから気づきを得る
- SEOを意識しすぎない
音読して読み直す
音読して読み直すと、わかりにくい部分や、古くなった情報に気づきやすいです。
これまでに自分が書いた記事は、なかなか客観的な視点で見ることができません。黙読では、スルスルと読めてしまうため、違和感に気づきにくいです。
でも、音読して読み返すと、客観的な視点で文章が読めるので、これまで気づかなかった改善点に気づきやすいです。
読み上げ機能を使う
「 職場やカフェで仕事していると、音読するのは恥ずかしい…。」そんな時は、文章の読み上げソフトを使って、記事を音声として聞いてみて下さい。
音読したほうが、より細かな修正点に気づきやすいですが、 読み上げ機能で文章を聴いても、新しい気づきが得られます。
iPhoneを使っている方なら、設定から簡単に読み上げ機能をONにできます。
先に、周りに迷惑にならないよう、イヤホンを繋げておくと良いです。「設定」 →「アクセシビリティ」→「読み上げコンテンツ」から、「画面を読み上げる」をオンにします。
そして、該当する記事のページを開き、iPhoneの画面の上端から2本指で下にスワイプしてください。すると、ページ全体をSiriが読み上げてくれます。
知人に読んでもらう
知人に記事を読んでもらい、感想を聞くのも1つの手です。
読んでもらう相手は、必ずしもその記事のペルソナでなくても構いません。 むしろ、その記事のテーマに詳しくない初心者に読んでもらい、意味がわかるかどうかを聞いてみる方がおすすめです。
そうすることで、 読者がつまずきやすいポイントが分かります。
関連キーワードや競合ページから気づきを得る
関連キーワードや競合ページを研究することで、自分の文章に欠けている情報を見つけられます。
関連キーワードには、読者が検索窓に打ち込む単語の一覧が表示されるため、読者の悩みが想像しやすくなります。
競合ページからは、現時点でGoogleに評価されている記事の特徴を見つけられます。自分のページに足りていない情報や要素を探してみてください。
ただし、競合サイトも同じような手法を用いている場合が多く、競合サイトと似たようなページになりがちです。競合ページと同じことを書いても価値は低いので、なるべくオリジナリティを意識しましょう。
SEOを意識しすぎない
リライト行う上で大切な事は、SEOを意識しすぎないことです。
SEOを意識すると、キーワードを詰め込んだり、闇雲に文字数を増やしがちです。
でも、リライトの本当の目的は、読者から求められる記事を作り上げることです。 キーワードの数や文字数よりも、読者に提供できる価値を増やす事を1番に考えましょう。
読者に価値を提供できれば、結果的に検索で上位に表示されやすくなります。
以上のコツを参考に、記事をリライトしていけば、記事の品質が高まります。より多くの読者に読まれるようになるため、実践してみてください。
リライトするべき記事の探し方
リライトするべき記事の優先順位を決める時は、以下を参考にしてください。
- 最終更新日が古い記事
- PV数が少なすぎる記事
- SNS等で悪評が書かれている記事
最終更新日が古い記事
最終更新日が古い記事は、情報の鮮度が落ちています。
ジャンルにもよりますが、更新日が1年以上前の記事は、なるべくリライトしましょう。
ただし、トレンド性の高い記事や、ニュースのような記事は、更新しなくてもOKです。これからも継続的に読み継がれる記事で、古いものは更新しましょう。
メディア全体で、記事の最終更新日を1年以内にするというわかりやすいルールを設けても良いでしょう。
PV数が少なすぎる記事
PV数が少ないという事は、読者から求められていない、ということです。
▼PVが少ない主な理由
- 検索キーワードが存在しない
- 検索順位が低い
- タイトルがクリックされにくい
- SNSでシェアされていない
- 関連する記事から内部リンクが貼られていない
公開したばかりの記事は、PV数が少なくて当然ですが、 公開から半年以上経過しているのに、PV数が少なすぎる記事はリライトしましょう。
また、よくあるのが検索キーワードが存在しない、というケースです。検索キーワードを考えずに、なんとなく記事を書いてしまうと、どのキーワードでもヒットしない記事になってしまいがちです。
どの検索キーワードで上位を目指す記事なのかを、明確にしましょう。
SNS等で悪評が書かれている記事
残念ながらPV数が多くても、記事の質が低いことはあり得ます。
SNSで悪評が書かれているような記事は、早めに修正しましょう。これらを放置していると、Googleからペナルティを受け、順位が落ちてしまうかもしれません。
具体的には、TwitterやFacebookで、ドメインを入力して、読者の感想や口コミを定期的に調べると良いでしょう。例えば、「〇〇は間違っている」とか、「〇〇の部分がよくわからない」などの投稿があれば、該当箇所を修正しましょう。
まれに読者が、その記事に関して質問を投げかけていることがあります。同じような疑問を持つ読者が他にもいるかもしれません。その質問の答えを、記事の中で用意すると良いです。
まとめ:リライトで記事の品質を上げる方法
今回はリライトを行って記事の品質を上げる方法を解説しました。
記事は、一度書いたら終わりではなく、継続して改善していくことが大切です。素晴らしいコンテンツになるように、日々磨き上げていきましょう。
- 音読して読み直す
- 読み上げ機能を使う
- 知人に読んでもらう
- 関連キーワードや競合ページから気づきを得る
- SEOを意識しすぎない
以上のコツを意識して、今すぐリライトを初めてみてください。
みなさんが、リライトを通して質の高い記事を作り上げられるように祈っています。