こんにちは、うだたつやです。
という方に向けて、 Webライターの始め方を解説します。
僕は過去に月間100万PVを超える大規模なWebメディアを運営していた経験があります。編集者としてライターさんを雇って記事を発注したり、 時には自分で手を動かして、ライターとして記事を書きまくっていた時期も。
そうして、毎月100名以上のライターさんの対応をしたり、採用テストを受けてもらった中で、「 Webライターとして仕事を始めるにはコツがある」ことがわかりました。
そこで今回は、 まだライターとして仕事を始めようか迷っている、ライター未経験の方に向けて、具体的なライターのなり方や、仕事の始め方のコツ を解説してみます。
▼この記事を読んでわかること
- Webライターを始めるための3つのステップ
- Webライターとして働いた僕の実体験
- Webライターを始める上で、注意すること
Webライターになるのは難しい?
Webライターになるのはそんなに難しくないです。 Webライターには、特別なスキルや資格は要りませんし、パソコンさえあれば誰でも明日から始められます。
さらに、 最近はライターの需要が高まっています。 多くの企業が自社メディアの運営を始めているからです。求人がどんどん増えているので、Webライターになれるチャンスは増え続けています。
▼Webライターになるのが簡単な理由
- Webライターは簡単に始められる
- ライターの需要が高まっている
- 文章力はそんなに必要じゃない
- むしろ、丁寧に調べて見やすく書ける力の方が大切
高い文章力やセンスは必要ない
「 自分には文章力がないから、Webライターは難しそう・・・。 」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、ライターを始めるのに、 そんなにスキルは必要ありません。 どちらかといえば、 文章力よりも読者を思いやる力の方が大事です。
Webライターになるのと、作家になるのとは全く違います。 読者が求めているのは、 美しい文章ではなく、シンプルにまとまった情報です。
ネットで記事を読んでいて「 このサイトの文章は美しいなぁ。 」なんて風には思いませんよね。むしろ、「 重要なポイントが箇条書きでまとめてあったり 、 わかりやすい画像が入っていて、ありがたい。」 と思うことの方が多いです。
大事なのは、 情報を丁寧に調べて、見やすくまとめて書く ことです。高い文章力やセンスは必要ありません。
関連記事: 継続して依頼される記事の書き方
Webライターはおすすめの仕事
ライターはおすすめな職業です。僕は2018年からライターを始めましたが、ライターを始めて本当によかったです。
Webライターがおすすめな理由は以下の通り。そもそも、Webライターになるか迷っている方は、参考にしてください。
▼Webライターがおすすめな理由
- 場所や時間に縛られずに働ける
- 学生や主婦でも空き時間に働ける
- 本業の知識を活かしながら副業できる
- 一生役に立つ文章力やITスキルが身に付く
Webライターになれば、時間や場所に縛られずに働ける
Webライターの仕事は、パソコンで文章を書く作業です。なので、 いつでもどこでも働けます。
基本的には在宅が多いですが、 海外で旅行をしながらWebライターをやってる 方もいます。中にはスマホで散歩をしながら、音声入力で記事を書いてる方もいます。
スケジュールに関しても比較的に自由が利きやすい ので、3ヶ月集中して働いて、残り3ヶ月は休むといった働き方もできます。
学生や主婦でも空き時間に働ける
特にWebライターの仕事をおすすめしたいのが、 学生や主婦の方 です。
ライターの仕事にはシフトはありません。とにかく期日までに記事を仕上げればOKなので、 空き時間にコツコツ働けます。
まとまった時間が取れなくても大丈夫。例えば、授業の合間や学校終わりに、パソコンを開いてライティングの仕事ができます。
本業の知識を活かして副業できる
Webライターの仕事は副業にも向いています。 特に、 本業で学んだ知識を活かして副業できる のがメリットです。
例えば、家電量販店でサラリーマンをやっている方が持ち前の知識を活かして、 家電系ライターとして副業している 方がいます。
普段から店頭に立ち、お客さんに接しているからこそ、 売れ筋の商品がわかったり 、 最近の流行を意識した記事が書けます。 企業はこのように 専門知識を持ったWebライターを特に求めている ので、本業に関連するジャンルでライターを始めるのは良いですね。
一生役に立つ文章力やITスキルが身に付く
ライターの仕事を続けると 文章力が上がります。 さらに、 基本的なITスキルが勝手に身に付きます。 僕がライターをやっていて本当によかったなと思うのがこのポイントです。
▼Webライターをやる中で身についたスキル
- 正しい日本語の書き方
- わかりやすい文章の書き方
- プログラミングの基礎
- Webマーケティングの基礎
僕はライターとして働くことで、文章の組み立て方や正しい日本語の書き方が学べました。派生して、伝わりやすいビジネス文章やメールの書き方も分かるようになりました。
HTMLやCSSなどの プログラミングの基礎 や、Webメディアのビジネスモデルや広告配信の仕組みなど、 Webマーケティングの基礎も。 あらゆるスキルを同時に学べました。
▼ライターを経験することで身についたスキル
- 伝わりやすい文章の書き方
- プログラミングの基礎
- Webマーケティング基礎 など
完全初心者がライターを始める方法|3ステップ
ライターは、初心者でも始めやすい仕事です。 文章力以外に特別なスキルはそこまで求められませんし、求人も沢山あります。
以下の通りに実践していけば、 Webライターの仕事を始められますよ。
- 1.本やネットでWebライティングの基礎を学ぶ
- 2.学んだ内容を自分のブログで実践
- 3.求人サイトでライターの案件に応募する
以下で、詳細を解説します。
1.本やネットでWebライティングの基礎を学ぶ
まずは、 最低限の文章の書き方やSEOの知識 を学びましょう。勉強をしなくても仕事は始められますが、基礎は学んでおいた方が後が楽です。
どの会社でも採用前には、テストライティングを依頼されるはずです。基本的なライティングの知識を学んでおくと、それらの テストに合格しやすくなります 。
Webライターが読むべきおすすめの本は、『 Webライターが読むべきおすすめの本を紹介します 』で紹介しています。
分かりやすい文章を書くコツについてはこちらを読んでください。
他にも、少し難しいかもしれませんが、バズ部の以下の記事もぜひ読んでみて下さい。非常に参考になります。
2.学んだ内容を自分のブログで実践
Webライティングの基礎を学んだら、 仕事を受ける前に自分のブログを作ってみましょう。
実績として紹介できるブログがあると、 仕事が受けやすくなりますよ。
関連記事: 【採用担当が解説】初心者Webライターがブログを書くべき理由
できれば、WordPressのブログを構築する
可能であれば、 WordPressでブログを作りましょう。
ほとんどの企業のメディアはWordPressで運営されています。そのため、 WordPressに詳しいことがアピールできれば 、企業に採用されやすくなります。
一方で、noteやはてなブログなどのブログサービスを使っても、あまり スキルのアピールにはなりません 。
ブログの完成度は可能な限り高めておく
ブログは可能な限り、作りこみましょう。ぱっと見のデザインも重要です。
WordPressのテーマはなるべくシンプルで、見やすいものを選びましょう。ブログのデザインであまり自分の特色を出しすぎると、「自分よがりな方なのかな?」とマイナス評価を受ける可能性があります。
シンプルで見やすいデザインにしておく方が無難です。
記事内容は最高品質で
あなたのブログは、 お店の看板と同じです。 メディアの採用担当者は、必ずあなたのブログを読みます。薄っぺらい投稿ばかりだと、「 この方は文章力が低いのかな? 」と思われてしまいます。
記事の文字数は 最低でも3,000文字以上 で、 自分語りのポエムではなく役に立つ内容を書きましょう 。書き終えたら、 何度も読み返して最高品質で仕上げておきましょう。
3.求人サイトでライターの案件に応募する
ブログで数記事書いて練習したら、 実際に求人サイトでライターの案件に応募してみましょう。
Webライターの仕事が探せる具体的なサイト名を挙げると、
- クラウドワークス
- ランサーズ
- indeed
- サグーワークス
などがあります。
とにかくたくさんの案件に応募する
どのサイトに登録するのが良いでしょうか?
答えは「
全てのサイトに登録しましょう
」です。
実績が無いうちは受けられる案件が少なく、仕事を選んでいる余裕はありません。全てのサイトに登録して、 とにかくたくさんの案件に応募しましょう。
関連記事: 【Webライター向け】ランサーズとクラウドワークスどっちがいい?
断られても気にしないこと
全くの初心者だと、 最初は応募を送っても、ほとんどの場合、書類選考で落とされます。
でも、 それが当たり前なのであまり気にしないで下さい。 とにかくめげずに応募を送り続けましょう。
最初は辛いかもしれませんが、実績がつくまでの辛抱です。 実績と能力がついてきたら、さらに審査に通りやすくなります。
関連記事: 【実績0でもOK】仕事が取れるWebライターのプロフィールの書き方
Webライターの仕事を始める上で、注意すること
ライティングの仕事を受注する上で気をつけておくべきことがいくつかあります。
Webライターは楽な仕事ではない
Webライターの仕事は楽ではありません。 特に最初のうちは、編集部から山ほど修正依頼が届いて、記事を0から書き直さなきゃいけないこともあります。
でも、 慣れてくればクライアントが求める記事を書けるようになり、修正も減ります。 想像もできないほど多くの読者に読まれるようになり、楽しくなってきます。
そのためには、 日頃からライターの腕を磨くことが大切です。
特に、 正しい文章の書き方や構成を作るスキルを身につけることで、修正が減り楽になりますよ。
関連記事: 【重宝される】Webライターが身につけるべきスキルを徹底解説
最初は最低賃金以下が当たり前
ライターの仕事は、最初は 薄給 です。誰でも始められる簡単な案件ほど報酬低くなります。
時給で計算すると、最低賃金以下になってしまうことも珍しくないでしょう。 最初の10本ほどは報酬のことを考えず、勉強の延長線上だと考えて取り組みましょう。
ライティングの技術がつき、文字単価2円〜4円レベルのライターになれば、 月に30万〜60万程度の報酬 も得られるようになります。
タスク形式の仕事は避ける
クラウドワークスやランサーズには、タスク形式の仕事とプロジェクト形式の仕事があります。
タスク型の仕事は、編集者を通さずにWeb上のフォームで仕事が完結するため取り組みやすいです。
しかし、 タスク型の仕事は品質が悪い仕事も多く、実績やスキルアップに繋がりにくいです。
なるべく、担当者と直接やりとりができるプロジェクト形式の仕事を受ける方が良いと思います。
プロジェクト形式に色の仕事なら、良い記事を納品すれことで、継続して依頼してもらえますよ。
低単価すぎる仕事は断る
ライターとして成長でき、継続してライティングの仕事を受けられるようになったら、 仕事内容はよく選びましょう。
特に、 文字単価が0.5円以下の低単価すぎる仕事は断るか、単価を上げてもらうように条件を交渉しましょう。
仮に文字単価0.5円で、1記事3,000文字の記事を(高速で頑張って)毎日3本書いたとしても、9,000円の報酬にしかなりません。
クオリティを求められる案件を積極的に受ける
品質の高さが求められる案件を見つけたら、積極的に応募しましょう。
高単価な案件は、初心者のうちは、「自分にもできるかな?」と心配になり躊躇しがちです。
でも、単価の高い案件で、記事を丁寧に仕上げる方が、自分の能力も上がりますし、良い実績が積み上がるため、さらに文字単価を上げやすくなります。
ライターとして活躍するためには、自分のライティングスキルを磨きながら、より 質の高い案件 をこなすことが大切です。
Webライターは今すぐ始められる
ここまで、長々とWebライターの始め方を紹介しました。ここまで読んだ方は、「 やっぱりWebライターになるのは難しいかも…? 」と感じた方も居るかもしれません。
でもそんなことはありません。ここに書いた内容を全て実践しなくとも、 Webライターとしての仕事は今すぐに始められます。
まずは、ライターの求人に応募してみて、それから勉強を始めれば大丈夫です。ぜひ、頑張ってください。
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