こんにちは、うだたつやです。
という方に向けて、 記事を2倍の速さで書けるようになる方法を解説します。
文章を書くのって時間がかかりますよね。 僕も、初心者の頃は1記事を書くのに8時間もかかっていました。
でも、ある方法を実践してから、驚くほど早く記事がかけるようになり、5,000文字の記事を4時間で書き上げられるようになったのです。
その方法とは、記事を書き始める前に、 記事の「構成案」を作ること。
今回は、記事構成の作り方を解説します。記事の構成を作ることで、執筆の迷いがなくなり、 爆速で文章を書き上げられるようになりますよ。
記事を早く書くために、構成案を作るべき理由
記事を早く書くためには「 構成案 」を作りましょう。
構成案とは、簡単に言うと 記事の目次 のことです。
h2:記事を早く書くために、構成案を作るべき理由
h3:文章の伝え方(順番)を考えられるから
h3:文を書くのに悩まなくてよくなるから
h3:主張が一貫して、修正が減るから
h2:3ステップで分かる構成案の作り方
h3:①まずは、リサーチしてペルソナを考える
h3:②関連キーワードを洗い出す
h3:③ペルソナのベネフィットを考えて、見出しを作る
h2:構成案の作り方のまとめ
記事の見出し2と見出し3(h2とh3)にあたるものが、構成案になります。
▼構成案を作るべき理由
- 文章の伝え方(順番)を考えられるから
- 文を書くのに悩まなくてよくなるから
- 主張が一貫して、修正が減るから
文章の伝え方(順番)を考えられるから
構成を作ると情報の並べ方を考えられます。
記事を書くときは、書く順番が大切です。構成を作ることで、 読者にどのような順序で情報を伝えたら伝わりやすいかを考えられます。
先に構成を作れば、「 この伝え方だと読者に理解してもらいにくいなぁ 」とか、 「 この情報を伝える前にこういう情報を伝えておこう 」ということが想像できるようになります。
文を書くのに悩まなくてよくなるから
また先に構成を作っておけば、 文を書いている途中に悩むことが少なくなります。
構成の通りに文章を書いていけば記事が完成するので、記事を書くのが楽です。 反対に、構成がないと文を書く書きながら、次に書く内容を考える必要があります。
主張が一貫して、修正が減るから
構成を先に作っておくと、記事のメッセージがブレないため修正が減ります。
反対に、構成なしで記事を書くと、いつの間にか文章が変な方向に進んでしまったり、主張がぶれてしまって、 何が言いたいかわからない記事になってしまうことがあります。
皆さんは、 思うがままに文章を書いて、後から大幅に修正した経験がありませんか?
3ステップで分かる構成案の作り方
それでは実際に構成の作り方を解説します。
構成の作り方は以下の3ステップです。
- 検索キーワードを決める
- リサーチしてペルソナを考える
- ペルソナのベネフィットを考えて、見出しを作る
①まずは、検索キーワードを決定
検索キーワードとは、その記事のテーマとなるキーワードのことです。 そのキーワードで検索した時に、上位に表示されることを目指して記事を書いていきます。
構成を作る前に、検索キーワードを決めておいた方が良いです。 なぜなら、構成には、キーワードを含める必要があるからです。(詳しくは、後ほど解説します。)
▼検索キーワードの決め方
- 書きたいテーマから考える
- 既に書いた記事の関連情報から考える
- 関連キーワードツールを使って抽出する
関連記事:検索キーワードの選び方(準備中)
②リサーチしてペルソナを考える
ペルソナとは、読者像のことです。
狙いたいキーワードを決めったら、 リサーチ をして、ペルソナを考えましょう。
▼ペルソナの考え方
- 検索キーワードで検索する人はどんな人?
- その人は、どんな問題や悩みを抱えているか?
- ペルソナが目指すゴールや理想の未来は?
ペルソナを考える作業を飛ばしてしまう人が多いですが、絶対にしっかりと考えた方が良いです。
話す相手によって、伝える内容はガラリと変わりますよね。 例えば、5歳の男の子と会社の同僚に同じような話をする人はいません。 相手によって伝える内容を変えることは当然です。
でも、Web記事では、相手の顔が見えないため、情報の伝え方が適切でないことがよくあります。
③ペルソナのベネフィットを考えて、見出しを作る
ペルソナが決まったら、 見出しを作りましょう。そのペルソナのベネフィットを考えることがコツです。
ベネフィットは、メリットとは違います。 メリットは特徴や機能を説明するもので、ベネフィットはその特徴や機能からどんな良いことがあるのかを具体的に解説するものです。
▼ベネフィットとメリットの違い
-
【メリット】
例:スクワットをすると、足に筋肉がつき、基礎代謝が上がります。
(基礎代謝が上がるという情報を伝える文) -
【ベネフィット】
例:スクワットをすると、基礎代謝が上がり、痩せます。
(痩せるという便益を伝える分)
「読者は、どんな情報を知りたいのか?」「どんな疑問を抱えるだろうか?」「どのようにどのような順番で説明したらわかりやすいのか?」などを自問しながら見出しを作ってみてください。
【読者に読まれる】見出しの付け方のコツ
以上が、基本的な構成の作り方です。
良い構成を作るためには、 見出しの付け方にコツがあります。 良い見出しをつければ、読者に読み進めてもらいやすく、成果につながりやすい記事になります。
▼たくさんの読者に読まれる、見出しの作り方のコツは以下の通り
- 関連キーワードを含める
- 見出しで要点が分かるようにする
- 読者のニーズに合わせて見出しを作る
- 目次機能で見出しをチェック
関連キーワードを含める
見出しには関連キーワードを含めましょう。
関連キーワードからは読者のニーズが読み取れます。 狙いたい検索キーワードの関連キーワードを取得して、含められそうなキーワードは見出しに含めてください。
そうすることで、 読者のニーズを満たす記事を書けるようになり、検索結果で上位に表示されやすくなります。
関連キーワードは、 ラッコキーワード などのツールを使用して、取得できます。
見出しで要点が分かるようにする
見出しでは、その部分の要点がわかるようにすると良いです。
見出しを読むだけで記事の内容がパッとわかるのが理想的です。 そうすることで、記事の全体像が掴みやすく、わかりやすい記事になります。
▼NG例はこちら
h2:腹筋の効果
h3:脂肪減少
h3:便秘
h3:姿勢
h3:免疫力
このような見出しはよく見かけますが、キーワードが入っているだけで、内容がいまいちつかめません。
▼要点が分かる見出しの例
h2:腹筋の効果
h3:脂肪がつきにくくなる
h3:便秘が治る
h3:姿勢がよくなる
h3:免疫力が上がる
読者のニーズに合わせて見出しを作る
見出しを書くときは、 読者のニーズを強く意識しましょう。
自分が書きたいことではなく、読者が知りたいことを書かないと、良い記事にはなりません。 読者のニーズを意識して見出しを書くことで、読み進めたくなる魅力的な記事がかけるようになります。
▼例「腹筋のやり方」を解説する場合の見出しの付け方
- 5分でできる腹筋の鍛え方(簡単さをアピール)
- ウエストが細くなる腹筋のやり方(ウエストを細めたいという欲求を刺激)
- 器具なし0円でできる腹筋のやり方(お金がかからないメリットを強調)
ペルソナによってニーズは異なります。 このように、読者のニーズに合わせて見出しの付け方を工夫してみましょう。
目次機能で構成をチェック
見出しが完成したら、CMSの 目次機能 を使って構成をチェックしてみましょう。
目次を見れば、 構成がおかしくないか、わかりにくい見出しがないかなどがチェックしやすいです。
最近のワードプレスのテーマには、目次機能が備わっていることが多いですが、もし目次機能がなければ、「 Table Of Contents Plus 」というプラグインをインストールしてみてください。
「 Table of Contents Plus 」を使えば、記事の中で見出し2、見出し3を設定すると、それをもとに 自動的に目次を作成してくれます。
構成案の作り方のまとめ
今回は、記事を早く書くための構成案の作り方を解説しました。
構成案を作ると、記事が早く書ける理由は以下の通りです。
- 情報の順番を工夫できるから
- 書く内容が決まっているため、スラスラ書けるから
- 記事の主張がブレず、執筆後の修正が減るから
そして、構成案は以下の3つのステップで作ります。
- キーワードを決める
- ペルソナを想像する
- 見出しを考える
見出しを作る時には、以下に注意してください。
- 関連キーワードから読者のニーズを読み取る
- 見出しを読むだけで、記事の内容が分かるようにする
- 読者の具体的な便益を意識して、見出しを付ける
- 最後に、目次で見出しをチェックする
さらに記事を早く書きたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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